・・プルルルル・・・・プルルルルル・・・・







「もしもし?」

「マチだけどさぁ、今日アンタ時間ある?」

「うーん・・・。今日かぁ・・・。少し遅くなってもいいなら大丈夫だよ?」

「久々に会わない?」

「うん、いいよ?」






再会






pm8:25

そこに現れたのは、どこにいても目立つ綺麗な容姿の持ち主。
少し早めに待ち合わせの場所に到着した彼女を行き交う人々が自然に注目する程だ。


待つこと5分・・・。


「待った?」
マチが彼女のもとへやって来た。
少し離れた場所にウボォーとノブナガの姿も見える。


「おいおい・・・。マチの約束の相手ってアレか?」
ノブナガは彼女とマチに聞こえないよう小さな声でウボォーに言った。

「あ?そうみたいだな・・・。」
ウボォーの視線の先には彼女の姿・・・・・・・・。


「おぉ ? ! ぬぉぉぉ〜 ! ! ! よく見たらじゃねぇか ! ? 」
驚いたウボォーは思わず大きな声で叫んだ。
すると何年か振りの再会にウボォーは人目も気にせず豪快に抱きついた。

「ウボォー ! ? 」

「ちょっと ! ! 嫌がってんのが分かんないの ? ? 」
すがさずマチが言う。
「はははは・・・・・。 会う度のお約束みたいなもんだからね・・・。」
はそう言うとウボォーにニッコリ微笑んだ。

「そのお約束は相変わらずってワケか・・・。」
マチは呆れた様子でぼやいた。

「何だ ? ? 妬いてんのか ? ! 」
ウボォーは身を乗り出すかのようにマチに言った。

「・・・・!バカは放っておいて・・・そろそろ行こうか?」
マチは横目でウボォーを見ると歩き出した。

「おいおい・・・。もう行くのかよ?」
マチに声を掛けるが返事はない。


「またゆっくり集まろうね!」
はウボォーを慰めるように言うとノブナガに軽く頭を下げて小走りでマチを追う。


「マチ!ちょっと待ってってば!」


駆け寄るがマチに声をかける。
「で、どこ入る?」
マチはいつもの冷静さで聞いた。
「へっへーん!実はいいとこあんだよねー♪一人じゃ行きづらくって・・・。」
「じゃ、そこでいいよ。」





『ガヤガヤ・・・・ザワザワ・・・・』





「久々の再会に乾ぱぁ〜い ! ! 」
二人は一気にビールを飲み干すと早速おかわりを頼んだ。


「今日マチが誘ってくれて良かったよ!」
「何で?」
「ほら、ここって一人じゃ入れないような感じでしょ?」
「・・・・確かに一人で来る所じゃないね。」



次々に運ばれる料理を頬張りながらくだらない話で盛り上がり酒も回り始めた頃、
突然マチが真剣な表情でに聞いた。



「本当に終わったの?」

「? 何、急に ・・・ ? ? 」
「団長どの事。」


何秒間かの沈黙・・・・


「プッッ ! ! 何かと思ったらクロロの事?」

「・・・・・・・・・。」
黙り込むマチ。

「終わった・・・・よ。会わなくなってもう結構なるよ?」
「だけど・・・全然そんな感じなかっただろ?」
「うーん・・・。そうなんだけど・・・まぁ、お互い時間が取れなかったのが原因かな。」

「・・・・・・・・・。」

マチの真剣な表情を見てもそれに答えるように話を続ける。

「本当はね、些細な喧嘩だったの・・・・。」
「喧嘩?」
「うん。お互い忙しくってなかなか会えなくて・・・。なのにクロロってば全然普通で
 何か私がいなくても大丈夫だなぁーって思ったら段々、腹立っちゃって・・・。」

「は?」

「私の方がクロロの事が好きみたいで不安だったんだよねー。今、考えるとホントくだらないよね・・・。」

「って、それで終わったの?」
「そそ。『もう会わない ! ! 』って言ったら『好きにしろ。』ってね。」

「アンタはそれで・・・よかったんだ?」
「んー・・・。もう時間経ち過ぎちゃったし終わったことだからね。」
「そっか。アンタがいいなら私はいいけどさ。」



「マチ、ひょっとしてクロロの事・・・・ ? ? 」
キョトンとした様子の

「ち、違うッッ ! ! 私はアンタを心配して・・・ ! ! 」
の思い切った言動にマチが驚く。
「だよねー。マチ何だかんだ言ってもウボォーといい感じだし?」
は悪戯っぽくマチを見つめた。

「な、何言ってんの ? ! 」
明らかに動揺するマチ
「はい。はい。」
「違うって言ってんだろ ! ! ///// 」
「まぁ、そういう事にしときましょ♪」



本当の気持ちはマチだけが知っている・・・・。







・・・・プルルルル・・・・プルルルルル・・・・








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